自分のモチベーションは自分の中にしかない。

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ランシット大学の正規生としての留学を2020年8月に終えたMasakiくん。学校生活に加え、インターン、日本人学生会の代表をしていた彼の普段の生活は10時就寝5時起床なんだとか。留学後にも生きる彼の考え方、モチベーションの秘密にフォーカスします。  

(Masaki君の趣味はゴルフで11歳からしているそうです。ちなみに一時期はプロゴルファーを目指していたそうです。)

―今回はSuzunoがインタビュアーとしてお送りします、お相手はJSAT2代目代表、Masakiくんです!まずは自己紹介をお願いします。 


こんにちは、Masakiです。福岡で英語の専門学校に2年間通ったあと、タイの私立ランシット大学に正規生として2年通い、今年の8月に卒業しました。今は地元の福岡に戻り、来年の1月から東京で働き始めます!今日はよろしくお願いします。


 ―よろしくお願いします!わたしはMasakiくんとタイで出会いましたが、なかなかタイに正規留学って珍しいですよね、どうしてタイを留学先にしたんですか? 


一番大きいのは、「成長マーケットに身を置きたかったから」ですね。実は僕、アメリカ留学が決まっていたんです。でも、せっかく海外に行くなら180度人生が変わる経験をしたい、そのためには「リアルタイムで成長している場所に行きたい」と思ったんですよね。だから、1か月前に行先をアメリカからタイに変更しました。あとは就職のこと考えると、留学生がたくさんいるアメリカより、タイの方が珍しいから有利かなって思いました(笑)。


 ―アメリカからタイって、大転換ですね・・・留学中はどんな生活をされていたんですか? 


大きく分けると3つありまして、➀大学、②インターン、③タイ日本人学生会です。 ➀の大学は1コマ3時間の授業を週7コマ、全部英語です。②のインターンは日系大手人材会社で週2~3回、放課後にさせてもらっていました。③のタイ日本人学生会(以下JSAT)は代表をしていたので、イベントの企画・運営・渉外・広報等々をみんなで協力しながらやっていました。僕がいた間に7回イベントを開催することが出来ました。 


 ―めちゃくちゃ充実していますね。息抜きで遊びに行くときはどこへ?  


僕基本的に遊んでないので、カオサンロード(バンコクの飲み屋街)とかプーケットに行ったことがないんです。生活スタイルとしては5時起き→勉強→授業→出勤→インターン→バンコクでご飯→勉強→10時就寝が基本です。早寝早起きはもう小さいころからの習慣ですね。 もちろん朝帰りとかもないです。あ、ちょっとやってみたいけど・・・。  


―(カオサンに行ったことがないだと・・・?!)そうなんですか・・・。私から見るとすごく志高いなあと思うんですが、モチベーションはどこからくるんですか? 


そうですね、僕モチベーションが外部環境によって左右されることってあまりなくて。自己成長したいっていう思いが強いんだと思います。常に成長していきたいと感じているので、それを達成するために動くって感じです。だから、勉強は自分のために頑張れるし、加えてJSATとインターンに関して自己成長の為にというは当然あるのですが、僕のことを少しでも期待してくれている人たちの為に、その期待より高い成果を出したいと考えてやっていました。 まあ、あとはどっしり構えてられないので、何かしていないと心配で落ち着かないというか、周りから見たらやばくないときでも焦っちゃったりします(笑)


 ―いやいやその考え方、めちゃくちゃ尊敬です。そういう考え方だと、帰国後もモチベーションを維持し続けられそうだなあと思いました。もうすぐ就職ですが、いまはどうされているんですか?  


日本に帰ってきたあとは就活、勉強、ビジネスマナー、Python(プログラミング言語)の勉強をしています。就職先はタイでインターンしていた会社の日本本部なので、即戦力になりたくて。Pythonできればデータ分析やエクセル処理が早くなるので将来的に生きると思って長期的な視点でコツコツ勉強してます。


―やっぱり志が高い・・・!どこにいても自分軸がしっかりしていると、充実した生活、つねに成長できる環境を作り出すことができるんですね。


 ―という話の中で恐縮なんですが、タイ留学推進インタビューなので「タイじゃなかったらできなかったこと」も聞きたいです(笑)。聖喜くん的にタイならではのものって何でしょうか?


 日本人の大人の方と会うことですね。例えば日本だと、社会人の方に話を聞きたくても時間を採ってもらえなかったりしますよね。でもタイだと皆さん外国で苦労されている方も多いので、学生に共感してご飯に連れて行ってくれたり、話を聞かせてくれたりするんですよ。感謝しても感謝しきれないくらい、多くの方に支えて頂きました。また、 僕は内的要因がモチベーションになっているので、そこが落ちることはないんですけど、やっぱりタイの方が自分をより高められる環境や機会が多かったとは思います。  


―なるほど。タイにいるときの方が日本人の大人の方に会えるというのは意外でした。留学した人ならではの感想ですね!  


そうですね、日本人学生が少ない分、学生に興味を持ってくれる大人の方も多いですし、成長している国にいる方はやはりエネルギーがあるなと感じます。 


―もともとの自分軸がしっかりしているうえ、それをさらに高めてくれるタイという国は聖喜くんにはぴったりだったんですね。では最後に、タイ留学を考えている方へメッセージをお願いします!


 タイ留学はマイナーかもしれないけど、それだけ挑戦できる土壌が整っている環境があると思います。留学を考えている方は、怖がらずにいろんなことに挑戦することがいいと思います。助けてくれる友人や大人もたくさんいますから絶対に大丈夫です。そして挑戦することは前提に、それをなるべく早めにやるのが大事です。頑張ってください!  


―私も、単に留学をするだけではなく、自分がどうありたいかをしっかり持って過ごすこと・そして周りの環境をどう生かすかの大切さを教わりました。聖喜くん、今日はありがとうございました!


 ありがとうございました!! 

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JSATタイ日本人学生会 日本支部

JSATタイ日本人学生会は、タイに関わりのある学生&社会人で構成されている団体であり、現地でイベントなどを開催しています。日本支部ではタイに関する情報発信を主な目的として、タイに留学している学生に関するコラムや現地レポートなど様々な情報で多くの人にタイについて関心を持っていただきたく活動しています。