群馬県出身のTatsuyaと申します。2019年の8月からランシット大学国際経営学部に正規留学生として1年時から入学し、今は大学2年生です。本日宜しくお願いします。
ーありがとうございます。
ーまずはTatsuya君がタイに留学した経緯をお伺いしてもいいですか。
高校3年生の時は普通の日本の大学に進学するつもりでいました。でも、受験をする前から第一志望がダメだったら海外の大学に進学しようと決めていました。結果として第1志望合格は叶わなくて、海外の大学に進学することに決めました。
ーそうなんですね。でもなんでタイを選んだんですか。
最初はアメリカやイギリスなど英語圏の国への留学を考えていました。でも、僕の父がタイが大好きで、1年に5回くらい行くこともあるくらいなんです。そんな父に「タイの大学もいいんじゃいか」とアドバイスをもらって、そこから少しづつですがタイの大学も考えるようになりました。
ーダメ押しはなんだったんですか。
はい。そこから少しづつタイの大学について自分自身でも調べるようになりました。調べていく内にタイに留学している方のブログを見つけて、その方はタイで色々な事を挑戦していてホントに刺激になりました。その後、実際にお会いしたいと思ってWorld Diverse (世界日本人学生会)が主催する留学に関するイベントに参加させて頂いて、さらにタイへの志望度が高まりタイの大学に進学することにしました。
ーそうなんですね。人との出会いは大切ですよね。
ーTatsuya君は大学の入学手続きや家探しなど全て自分でしたと聞きましたが、具体的にどうやって手続きをしたんですか。
入学手続きに関しては、ランシット大学のHPから入試課のメールアドレスを見つけて、そこから入学に関しての不明点などを質問していきました。一度メールすると入学の手続きを事細かく教えてくれて、海外の大学にゼロから入学手続きをすると聞くと難しそうに聞こえますが、思ったよりもスムーズに行きました。
ー僕もタイ留学していましたが、手続きは全部提携している日本の学校からだったので、ゼロからするなんて尊敬します。(笑) VISAはどうされたんですか。
とりあえず学生VISAに必要な書類は全て現地の大学から届きました。また、それ以外に必要なモノはタイ日本大使館に連絡して手続きをしてもらいました。VISAもですが、難しそうに見えて、やってみると案外簡単に取得することが出来ました。
ー家探しはどうしたんですか。
最初は大学指定のアパートにしようとしたんですが、あんまりシックリこなくて。タイの不動産サイトを調べていくと、英語検索機能もあったんです。そこで大学周辺のアパートを検索すると結構あったので、自分の気になるアパートにメールを送りました。
ーアパートについて面白い話があるんですよね。(笑)
そうなんですよねww 最初そのアパートのラインアカウントの友達になって、家の入居日や家賃について質問したら「Welcome!!」って返事が来て、何を送っても「Welcome!!」って返事が来るんです。どうしたらいいかわからなくなったんですが、とりあえず行ってみるしかないと思って、家は決めずにタイに入国しました。結局は現地に着いて、アパートに行ってみると次の日から入居できたので良かったです。
―タイは内覧のその日に入居できるところもあったりと、引っ越しなどは日本より全然簡単にできますよね!
ータイに実際に住んでみて、最初に苦労したことは何ですか?
ランシット大学では基本的に英語で授業や先生とのコミュニケーションをするんですが、やっぱり語学の面で最初は苦労しましたね。受験の為やIELTSで点数を取るための勉強しかしていなかったので、会話で使うような単語や会話のスピードに最初は追い付けなかったですね。
ー生活の面での苦労などありましたか。
生活の面ではかなりフィットしました。食事とかはかなり心配だったんですが、屋台は安く美味しい料理が食べられますし、衣食住に関しては全く苦労はありませんでした。一番心配だったのは友人が出来るかでしたね。僕は凄く人見知りでなかなか自分から声をかけることが出来ないんです…。でも、好きなサッカーを通じて直ぐに友達ができました。
ータイの良さはそこですよね!タイ人はいい人が凄く多くて、直ぐに友人ができますよね!
そうですね。まずは自分の得意なサッカーを通じて友人ができ、そこからはその子を通じてフットサルに誘ってもらうようになってから一気に友人が増えました。今は多くの友人と夜ご飯を食べに行ったり、旅行を楽しんでいます。
ー1年経ってみて、語学の面は克服できましたか。
もちろん、まだ完璧ではないですが、この一年でかなり英語力は向上したと思います。また、タイは英語を母国語として話している人は少ないので、「みんな完璧じゃないから、自分も臆せず話していこう」と気持ちを切り替えました。そうすると少し心が楽になり、同時に英語もすんなりと頭に入ってくようになりました。
-この1年間で楽しかったことはどんなことですか?
授業は本当に全て楽しかったです。1年生ということもあって学部の専門的なことを学ぶよりも、タイのカルチャーやタイ語を学ぶ授業などが多く、あまりレポートやプレゼンで追い込まれることもありませんでしたね。
-友人との楽しい思い出はありますか。
そうですね。タイ人の子や他国の留学生の友人と2度旅行にいきましたね!また、カオサンロード*に飲みに行ったりもしました。どんな時も毎回誘ってくれて本当にいい友人たちを作ることができたなと思っています。
*バックパッカーの聖地と呼ばれる「カオサン通り」。僅か300mほどの通りに多彩なお店や屋台・安宿が建ち並びます。
ーめちゃくちゃ充実して最高ですね!
ー最後にはなるのですが、留学1年目を終えたTatsuya 君からこれからタイ留学を考えている方へメッセージをお願いします!
2つあります!1つ目は自分が誇れる特技や趣味を日本にいる頃から見つけておくことです。僕の場合は小さな頃からしているサッカーを通じて多くの友人を作ることができました。何か特技や趣味を持っていたら、留学にきて直ぐに共通を友人を作るきっかけになると思います。
2つ目は常に笑顔でいることですね!留学は楽しいことばかりではなく、もちろんキツイこともあります。でも、そういった時に笑顔さえ忘れなければ助けてくれる人はいっぱい居るので、常に笑顔でいることは大切なことじゃないかなと思います!
-常に笑顔でいるTatsuya君らしいメッセージですね!インタビューありがとうございました!
JSATタイ日本人学生会 日本支部
JSATタイ日本人学生会は、タイに関わりのある学生&社会人で構成されている団体であり、現地でイベントなどを開催しています。日本支部ではタイに関する情報発信を主な目的として、タイに留学している学生に関するコラムや現地レポートなど様々な情報で多くの人にタイについて関心を持っていただきたく活動しています。
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